2012年1月23日月曜日

『PSVita』の戦略 「コモディティデバイスでゲームをプレイするようになった新ユーザーを、SCEのゲーム機に移行(マイグレート)させる!」

1 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:23:42.04 ID:p5QWw5WJ0

■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■
ワールドワイドでの発売を控えたPS Vitaの勝算
ttp://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/kaigai/20120123_506320.html

●ゲーム機とコモディティデバイスとの戦い
 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)の新ゲーム機「PS Vita」が発売されて1カ月。国内での年末年始の商戦をくぐり抜け、現在は2月後半の、欧米での発売に向けて秒読み態勢に入った。しかし、現在のところ、旧来のゲーム機に期待されていたような爆発的なスタートには至っていない。旧来のゲーム機は発売とともに売り切れ、品薄状態が飢餓感をあおるという仕掛けだったが、PS Vitaは普通に市場で買うことができる。

 こうしたスタート状況で、果たしてゲーム専用機は、今後も生き残ることができるのか、という問題がますますクローズアップされている。スマートフォンやタブレットといった、コモディティのデバイスでも、一定以上のクオリティのゲームを走らせることが可能であるため、ゲーム専用機の存在感が薄くなりつつあるからだ。

 この問題は、モバイルゲーム機だけに留まらない。もしスマートTVの大波が来て、例えばAppleのTVの上でゲームが走るという状況になれば、据え置きゲームコンソールも、コモディティデバイスに追いまくられるようになる。しかも、SCE側の次世代機PlayStation 4(PS4)は、まだはっきりした動きが見られない。SCEの場合、通常、アーキテクチャから出荷まで4年かかるので、逆算するとPS4は2015年頃となる。それまでは、PS3で、コモディティデバイスの攻勢に耐えなければならない。

 とはいえ、PS Vitaに1年先行する任天堂のニンテンドー3DSは、リスクを背負った低価格化と、コンテンツの集中投入で、なんとか台数ベースは軌道に乗りつつある。また、スマートフォンやタブレットでのゲームは、従来のゲーム機でのAAAゲームと呼ばれる大作タイトルとは違う方向へと進んでいる。そのため、ゲーム機はコンテンツでコモディティデバイスと当面棲み分ける見込みが強い。


●コアゲーマーからライト層への展開を迅速に

SCEのアンドリュー・ハウス社長
 ゲーム機メーカー側も戦略を変えてきている。SCEはPS Vitaでは、従来のゲーム機のコアゲーマーから時間をかけて浸透させる戦略を修正する。SCEのアンドリュー・ハウス社長(代表取締役社長兼グループCEO)は次のように説明している。

 「今までのPlayStationで成功したやり方は、まずコアのユーザーを抑え、そこから幅広いライトユーザーに広げて行くというものでした。PS Vitaの場合もプロセスとしてはあまり変わらないと思いますが、ポータブルのマーケットは加速度が強いので、我々もマーケティング戦略を変える必要があると思う。

 具体的には、ホームコンソールでは、最初の1〜2年はコアユーザー中心にアピールして来ました。PS Vitaの場合は、もっと速いペースで幅広いユーザーに広げて行きたい。特に、私がターゲットユーザーとして面白いと思うのは、まだスマートフォンを購入していない、親から買ってもらっていない若いユーザーベースが非常に大事だと思うんです。ですから、コンテンツ戦略もコアゲーマーだけでなく、子供が好きなゲームのコンテンツ戦略も考えるべきだと思います」。

 伝統的なゲーム機は、最初はコアゲーマーに受け入れられるようにし、プラットフォームが広がり、ゲーム機が低価格化するにつれて、よりライトなゲーマー層へと広げるというパターンを取ってきた。しかし、スマートフォンなどのコモディティデバイスでは、ライトゲーマー層が膨大に膨れ上がっている。そのため、SCEはゲーム機も、早い段階からそうした層をターゲットにしなければならないと考え始めていることがわかる。

 もっとも、任天堂はこのポイントにいち早く気がつき、ニンテンドーDSとWiiでは、カジュアル層の取り込みに注力した。SCEも、ようやくその地点に達したことになる。しかし、最初からカジュアル層を取りこむ戦略を取っていた任天堂ですら、現在のコモディティデバイスの浸透の前では苦戦を強いられている。


●PS Vitaへのマイグレーション戦略


PS Vitaの戦略
 SCEはこうした状況でPS Vitaを成功させるための方策として、マイグレーション戦略を強調する。コモディティデバイスでゲームをプレイするようになった新しいユーザーを、SCEのゲーム機に移行(マイグレート)させようという戦略だ。

 「スマートフォンなどのポータブルデバイスでゲームを楽しむ人があっという間に増えているのことは注目しています。これは、我々にとって大きなチャンスではないかと考えています。その人たちは、大体カジュアルでライトなゲームは遊んでいますが、より深くていい体験は、当社のプラットフォームの方が提供できると見てるからです。

 マイグレーション戦略としては、スマートフォンでゲームをしているようなユーザーに対して、当社はクロスプラットフォームの「PlayStation Suite」で、よりよいゲームを提供します。そして、PS Vitaでは、さらにいいゲーム体験できることをプロモーションする戦略です。PlayStation Suiteでネイティブ開発するゲームは、PS Vitaでも遊ぶことができます。PlayStation Suiteがかけ橋になり、カジュアル(ゲーム)の世界から、より深い(ゲームの)世界に慣れていただけると思います」(ハウス氏)。

 PlayStation Suiteは、クロスプラットフォームのゲーム開発のフレームワークで、当面はAndroidをターゲットとする。この戦略自体には問題はないが、現状では、PS Vitaへまで誘うための橋はとても十分とは言えない。この戦略の下では、ますますPlayStation Suiteの役割が重要となる。だが、PlayStation Suiteは、まだ助走期間で、PlayStation Suiteプラットフォーム用に開発されたアプリケーションが花開くには時間がかかる。それ以前に、ゲーム開発のプラットフォームとしてPlayStation Suiteに魅力がないと語るゲーム開発関係者もいる。ここでも、SCEの開発力とスピード感が試されている。

 また、コモディティデバイスは、アプリケーション開発のビジネスモデルがゲーム機とは異なる。通常、コモディティデバイスでのアプリケーション開発は低コストでスタートできるが、PlayStation Suiteもそれを考慮して開発キットを低価格に設定しているという。


以下略



SCE社長アンドリュー・ハウスの説明

・従来ハードは最初の1〜2年はコアユーザー中心だったがVitaは早期からライトを取り込みたい

・コモディティデバイスでゲームをプレイするようになった新しいユーザーを、
SCEのゲーム機に移行(マイグレート)させる
(スマホユーザーをPlayStation Suite→Vitaと取り込む)

・DSやWiiが成功したのでVitaはマイクやジャイロ等を詰め込めるだけ詰め込んだ
今後も技術開発を進める


2 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:24:49.34 ID:QEIGfzfC0

(パクるための)技術開発を進めるってことか


4 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:25:02.50 ID:cQv/HPqV0

コモディがユーザーでバイタでマイグレート


8 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:25:47.82 ID:7lC3RRpG0

>>4
鳥山「ですね」


5 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:25:15.48 ID:IJa+tl6U0

>>・DSやWiiが成功したのでVitaはマイクやジャイロ等を詰め込めるだけ詰め込んだ
>>今後も技術開発を進める


はぁ〜・・・・・ほんと溜息しか出ない
氏ねばいいのに


49 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:41:22.73 ID:9Qrx7KR80

>>5
詰め込めるだけ詰め込むのはバカでも出来るわ


132 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 01:31:17.34 ID:KQmZHLLc0

>>5
本当に真似してばっかなんだな
こういう所が嫌いだわ


135 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 01:34:23.46 ID:n/ehmDTp0

>>5
こういうことすっから無かったことリスト行きの機能や周辺機器が生まれるんだよな〜


6 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:25:28.24 ID:KU9mB8VJ0

ちょっと何言ってるか分かんないです


12 名前:名無しさん必死だな投稿日:2012/01/23(月) 00:28:06.64 ID:v6ltZIQAO

コモディティデバイスでゲームをやるのは
「既に持ってるものでゲームが出来るから」であって
わざわざ新たなコモディティデバイス()であるVitaを買うわけない


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